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【巨人】「恐怖の7番」岸田行倫がプロ初6打点の大暴れ! 短くバットを持つ男が猛打賞&ダメ押し3ラン

スポーツ報知 2024年7月5日 21時25分

◆JERA セ・リーグ ヤクルト3―10巨人(5日・神宮)

 巨人・岸田行倫捕手がプロ初となる6打点をたたき出した。初回の2点タイムリーに、貴重な中押し犠飛、最後はダメ押し3ランと「恐怖の7番打者」として大活躍した。

 初回2死二、三塁から、しぶとく左前へ運ぶ2点タイムリー。「打ったのはカットボールです。追い込まれていたのでくらいついていきました。いい追加点になってよかったです」という一打で、初回4点の猛攻を締めくくった。

 先発のエース戸郷翔征投手が2回、ヤクルト中村に適時打を許し、1点を返されたが、直後の3回1死一、三塁から、岸田が今度は貴重な中犠飛。リードを再び4点に広げ、ヤクルトに傾きかけた嫌な流れを巨人に引き戻した。この時点で、プロ初となる3打点をマークした。

 最後は9回にダメ押しの3ラン。チームにとって今季2度目となる2ケタ得点をもたらした。捕手として投手陣を引っ張り、打撃でも下位打線の核として6打点。バットを短く持ってつなぎのバッティングに徹する男が、「恐怖の7番」として他球団に恐れられる存在になってきた。

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