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森田健作、斎藤佑樹氏にエール「爽やかで清潔感がある。ぜひ野球で青春ドラマをやってほしい」

スポーツ報知 2024年7月6日 7時0分

 「ハンカチ王子」として知られる元日本ハム投手の斎藤佑樹氏が、前千葉県知事で俳優の森田健作がホストを務めるBS日テレ「森田健作アワー 人生ケンサク窓」(毎月第2・4土、前9時)の7月ゲストに出演することになった。森田とは初対面だったが、東京・新橋の日本テレビSKYスタジオでの収録で意気投合。森田は「爽やかで清潔感がある。ぜひ野球で青春ドラマをやってほしい」とエールを送っていた。

 斎藤は、群馬県太田市の中学から早稲田実業学校高等部に進学。野球部では1年生からベンチ入りを果たし、高校3年の時に出場した夏の甲子園で全国制覇を果たし、「ハンカチ王子」の愛称で親しまれた。その後、早大に進学。2011年に北海道日本ハムファイターズに入団した。しかし2年目に肩を痛めてからはけがとの戦いの連続となった。

 番組では、野球を始めたキッカケなどから、朝5時に起きて夜11時過ぎに帰宅するという学生時代の思い出や、挫折しそうになった時のことや両親の支え、さらには大学進学を決意したことなどを2週にわたって語る。さらに、好きな音楽としてスキマスイッチの「スフィアの羽」をあげる。

 「甲子園に出場した時には(テレビ朝系『熱闘甲子園』のテーマソングとして)大会中に流れていたこともあって、思い出深いですね。敢えて聴くことはありませんが流れてくると、なぜか自信がわいてくるんです。僕自身は、あまり過去を振り返ることがないのですが、なぜか背を押される感じの1曲です」

 そんな斎藤に森田は「人生は長いから。いかに勉強と野球の両方をバランスよく続けたかが分かる。高校を卒業してからプロに行かず、大学進学を選んだことも良かったと思う」と言い、その上で「何があっても爽やかな表情をしているのがいい。そう言った意味でもハンカチはピッタリ合っていた。もしかしたら、俳優を目指しても良かったんじゃないか。オレは剣道で青春ドラマをやってきたけど、斉藤くんだったら野球の青春ドラマをやってほしいな」。

 森田からの思わぬ激励に斎藤は苦笑い。プロ入り11年目の21年に引退したが、「一区切りつけた時に一番、ホッとしたのは両親だったかもしれません」と振り返り「これからは、これまでお世話になった人も含め、いろいろな人に感謝していくような人生を送りたい」と話した。

 現在は、日本テレビ系ニュース番組「news every.」(月~金、後3時50分)のキャスターとしても活躍している。「番組をやらせていただいて、3か月経った今でも緊張しています」と言う一方で「そもそも引退してからニュースのキャスターなんてやるとは夢にも思っていませんでしたからね。ただ、いろいろな方々と出会えるし、学びがあるので楽しい」とも話していた。

 番組は13日と27日の2回に分けて放送される。

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