◆JERAセ・リーグ 中日2―0広島(5日・バンテリンドーム)
広島は、今季14度目の完封負けを喫した。中日戦は今季11戦目で6度目の完封負け。同カードは0―0引き分けを含めれば、7度目の無得点試合となった。
野間をプロ10年目で初の4番起用した打線は、高橋宏の前に沈黙した。初回、秋山が先頭安打も、2死三塁から野間が捕邪飛に倒れた。5回は二塁スタメン抜てきの二俣が先頭二塁打を放ちながら、得点を奪えず。6回は秋山が先頭四球で出塁。続く矢野の打席で2球目にスタートを切ったものの、矢野のライナーが遊撃の正面を突き、併殺打となった。高橋宏に対しては今季23イニング無得点。昨年9月2日の4回から26イニング無得点となった。
先発・床田は、6回2失点。初回と2回の立ち上がりの失点が痛恨だった。今季ワーストの被安打10を浴びながら、開幕から14戦連続のクオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)と粘ったものの、3戦足踏みでリーグ最多に並ぶ8勝目を逃した。