◆JERA セ・リーグ ヤクルト3―10巨人(5日・神宮)
巨人先発の戸郷が7回途中を3失点で今季7勝目(4敗)。通算111試合目の登板で区切りの50勝(31敗)をマークした。
プロ1年目から巨人に在籍して通算50勝以上は、17年に到達した菅野以来、32人目。このうち登板した試合数は菅野の109試合に次いで9番目の少なさ。桑田真澄の113試合を上回るペースだ。
戸郷は聖心ウルスラ学園高から18年のドラフト6位で入団。巨人でプロ通算50勝目を記録した32人中、ドラフト制の66年以降に入団した投手では17人目になる。指名順位別に人数を出すと(1位は自由獲得枠を含む)
1位11人
3位1人
6位2人
育成1巡目1人
ドラフト外2人
6位以下は71年6位の小林繁(神戸大丸)と並ぶ下位指名。他に高校から入団した投手では、ともにドラフト外だった新浦寿夫(静岡商)、西本聖(松山商)がいる。(阿部 大和)