日本ハム・福島蓮投手(21)がチームの“窮地”を救うべく6日のオリックス戦(ほっと神戸)で先発する。現在、オリックスとは1・5ゲーム差で連敗なら4位転落となるカード初戦。首位・ソフトバンクの結果次第では自力V消滅の可能性もあるだけに「頑張ります。頑張るしかないです」と静かに闘志を燃やした。
ほっと神戸での登板は3年目で初めて。「先輩たちにどんな感じか聞いて。新鮮な気持ちで投げられたらと思います」と思い描く。開幕前に支配下登録を勝ち取り、オリックス打線と初対決した前回5月22日(エスコン)は6回途中2安打無失点。再びの快投で猛牛打線の勢いを止める。
チームは6月から急失速し、最大9あった貯金が1か月で消滅。5カード連続勝ち越しなし、今季ワーストタイの借金1と苦しい戦いが続く。プロ2勝目に向け「できるだけ長いイニングを」と若き右腕が力投を誓った。
(堀内 啓太)