◆新日本プロレス「NEW JAPAN SOUL 2024」(5日、東京武道館)観衆2423
新日本プロレスは5日、東京武道館で「NEW JAPAN SOUL 2024」を開催した。
第3試合は「田口隆祐復帰戦」として、今年4月の交通事故以降、欠場中だった田口隆祐がタイガーマスク、本間朋晃、永田裕志、棚橋弘至と組んで金丸義信、SHO、成田蓮、高橋裕二郎、“キング・オブ・ダークネス”EVILと対戦。
田口は4月にバイク運転中に飛び出してきた犬を避けようとして単独転倒。病院での診断の結果、前額部挫滅傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷で同月20日の東京・町田大会から欠場していた。
4月6日の両国国技館大会以来、3か月ぶりの復帰戦で田口は先輩たちのアシストを受けて躍動。終盤には永田と腕固めの競演を見せ、白目の神を降臨させた。試合は本間がEVILに敗れたがバックステージで棚橋は「田口監督、お帰り! つねにコロナの時も、明るい話題を田口ジャパンで、ずーっと、エネルギーを出し続けた田口監督が帰ってきた。これからさらに、盛り上がっていきますよ!」と喜んだ。
田口は「何とかまたリングに戻ってこれて、そして、生きてリングを降りれたことは、まずは一歩ですね」とかみしめ「SHO 選手がね、俺を『犬以下だ』と。犬以下という発言がありましたけど、犬以下でいいですよ。犬以下で。犬を助けた私は、犬以下ですよ。犬を助けました、そんな命ですよ。虫ケラ……虫ケラって言ったら虫にも失礼ですけど。でも、何かの、誰かのために役に立つなら、この命、いくらでもなげうって助けますよ。今、新日本隊がピンチですから私の命をそこに捧げますよ。……うまくまとまりましたね」とコメントしていた。
◆7・5東京武道館全成績
▼第1試合 20分1本勝負
○藤田晃生、ザック・セイバーJr.(6分20秒、Abandon Hope→エビ固め)外道●、KENTA
▼第2試合 20分1本勝負
○フランシスコ・アキラ、グレート―Oカーン―、TJP(9分18秒、ファイヤーボール→エビ固め)TAKAみちのく●、上村優也、SANADA
▼第3試合 田口隆祐復帰戦 20分1本勝負
金丸義信、SHO、成田蓮、高橋裕二郎、“キング・オブ・ダークネス”EVILグ・オブ・ダークネス”EVIL(11分31秒、EVIL→片エビ固め)田口隆祐、タイガーマスク、本間朋晃●、永田裕志、棚橋弘至
▼第4試合 『G1 CLIMAX 34』Aブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○カラム・ニューマン(11分59秒、サムソンクラッチ)YOSHI―HASHI●
▼第5試合 『G1 CLIMAX 34』Bブロック出場者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○ボルチン・オレッグ(16分27秒、カミカゼ→エビ固め)タイチ●
▼第6試合 内藤哲也&BUSHI凱旋試合 30分1本勝負
△BUSHI、鷹木信悟、内藤哲也(30分00秒、時間切れ引き分け)ティタン、高橋ヒロム、辻陽太△
▼第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権 60分1本勝負
○挑戦者・DOUKI(21分14秒、スープレックス・デ・ラ・ルナ)王者・エル・デスペラード●