◆米大リーグ ドジャース―ブルワーズ（５日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）
ドジャース・大谷翔平投手（３０）が３０歳の誕生日を迎えた５日（日本時間６日）、本拠地・ブルワーズ戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、１点を追う４回２死一塁の３打席目に空振り三振を喫し、、前日からメジャー自己ワーストを更新する６打席連続三振となった。
ナ・リーグ中地区で首位を走るブルワーズの先発は、アーロン・シバーレ投手（２９）。レイズからトレードで加入した右腕で、移籍後初登板だった。インディアンズ（現ガーディアンズ）に所属していた２１年に１２勝を挙げた実績があり、今季はレイズで１７試合に登板して２勝６敗、防御率５・０７。大谷は２１年に対戦して３打数１安打で、３年ぶりの対戦だった。
初回先頭の１打席目は低めのスイーパーに手が出て空振り三振。１点リードの３回先頭の２打席目も見逃し三振で前日から５打席連続三振となった。５打席連続三振は２１年７月１７～１８日に並ぶメジャー自己ワースト。１、２打席目とも際どいコースをストライク判定される不運にも泣いた。さらに１点を追う４回２死一塁の３打席目も空振り三振。２試合連続１試合３三振で自己ワーストを更新する６打席連続三振となった。
７月初戦だった２日（同３日）の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で２７号２ランを放った大谷だったが、その後２試合は本塁打なし。２０代ラストゲームだった前日４日（同５日）は、２打席目から約２か月ぶりで今季２度目となる３打席連続三振を喫するなど、３打数無安打１四球で快音が響かなかった。
７月５日は３０歳の誕生日。新たな領域に足を踏み入れるが、本塁打キングを独走する２８号「バースデーアーチ」で華々しい幕開けが期待される。これまで現地時間７月５日は、１７打数２安打の打率１割１分８厘、１本塁打とあまり結果は出ていない。