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王位戦第1局1日目の勝負めしは藤井聡太王位「徳川園風きしめん」、渡辺明九段「三河湾海鮮丼」

スポーツ報知 2024年7月6日 13時19分

 将棋・第65期王位戦七番勝負第1局(2日制)の1日目が6日、愛知県名古屋市「徳川園」で指され、午後0時30分に昼食休憩に入った。

 名古屋市公式観光情報サイト「名古屋コンシェルジュ」によると、本局のために6種のオリジナルメニューが考案された。

 その中から藤井聡太王位=竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖=が選んだのは「徳川園風きしめん」。

 名古屋名物の平たいめん「きしめん」を、とろみをつけたつゆと、甘辛く似た油揚げで“たぬきうどん風”に仕上げた。

 「徳川園」の名の由来、徳川家の初代将軍・家康が「たぬき親父」の異名を取っていたことからネーミングされた。ずる賢いというネガティブな意味合いだが、「永世棋聖」に続いてV5による「永世王位」を狙うべく、慎重な指し回しを見せるか。ドリンクはウーロン茶。

 王位初挑戦でタイトルホルダーへの復帰を期す挑戦者・渡辺明九段は「三河湾“海の幸”海鮮丼」(さび抜き)。スズキ、渥美サーモン、アジ、マグロ、エビなどが色鮮やかに盛られてある。小鉢、フルーツが付くが、頼まなかった。

 持ち時間は各8時間で昼食休憩時で24手まで。長丁場の2日制らしく、じっくりとした駒組で進めている。先手・藤井の消費時間は1時間20分。渡辺は20手目(△8五歩)に60分を費やすなど、1時間55分使っている。午後1時30分に再開される。

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