右肩の張りのため６０日間の負傷者リスト（ＩＬ）入りしているメッツ・藤浪晋太郎投手（３０）が５日（日本時間６日）、傘下マイナー、２Ａビンガムトンの試合では２度目のリハビリ登板に臨み、圧巻の投球で１イニングを投げ切った。
ロッキーズ傘下、２Ａハートフォード戦で２点ビハインドの６回無死満塁から２番手として登板。３者連続の空振り三振に仕留め、大ピンチを脱出。格の違いを見せつけ、チームの逆転勝利につなげた。
メジャー２年目の藤浪はオープン戦５試合で防御率１２・２７と不安定な投球が続き、開幕３Ａスタート。右肩の張りで５月初旬からは米フロリダ州の球団施設でリハビリを続けてきた。６月２５日（同２６日）に傘下１Ａでリハビリ登板をスタート。ここまで１Ａ、２Ａと合わせて４試合に登板し、１本の安打も許さない無失点投球を継続している。