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「大事な選択はさりげなくしている」石川祐希が語った本音…菅田将暉とフジ系特番で対談

スポーツ報知 2024年7月6日 15時25分

 俳優で、歌手の菅田将暉とバレーボール男子日本代表の石川祐希主将が、6日放送のフジテレビ系「パリ五輪カウントダウン特別番組 ~菅田将暉&石川佳純~」(午後1時30分・関東ローカル)で対談した。

 対談は菅田が「2時間半とか、映画でちゃんと見たいような」と評した、石川の軌跡をたどるVTRからスタート。石川は18歳で言葉も分からないままイタリアでプレーすることを選択したことが「ここがきっかけ」と語った。親にはイタリア行きは「事後報告」と、意外にドライな一面もみせた。

 小4で競技を始めたきっかけは姉で、姉の影響がなければバレーは「やってなかった。バスケをやっていたと思う」と明かした。決断のきっかけも、部活に入るにあたり友達と「バレーとバスケどっちにする?」みたいな軽いノリで始めたという。バレーを始めたことも、イタリア行きも「大事な選択はさりげなくしている」と振り返った。これには数学の教師志望から16歳で上京し俳優になった菅田が「ちょっとだけ分かる」と共感した。

 日々の生活は夕食を作るのに1時間、食べるのに40分、洗濯20分、トイレ10分、ストレッチ1時間など分刻みで設定していることが紹介された。「次の日とかに練習にベストで臨みたいから。これをやることによって自分が常にベストでいられるという思いがある。やらないとベストな自分じゃない」と説明。「キャプテンやっている方が、ちゃんとやらなきゃ、と自分を律せる。役割をもらうことで自分をうまく動かせる感じがある」と明かした。普段は「ダラーっとしてる。何でも後回し」といい、夏休みの宿題は「一番最後にやっちゃうタイプ」と照れながら答えた。

 キャプテンとして注目される一方「いや、俺じゃなくていいよ」という遠慮が生まれるといい「あんまり目立ちたくない。撮られるのも好きじゃないというか」との本音も漏れた。五輪前の多忙な時期に組まれた対談に菅田が「申し訳ない」と口にすると「全く違う職業の方と話をする機会とかもないので、めちゃくちゃ楽しみでした」と返答した。

 イタリアと日本との違いを体の大きさだけでなく「メンタル面も違う。自分の感情をめちゃくちゃ出す。そういう選手がチームの中心にいる。僕はそこも大きく変わった」などと説明。パリ五輪代表メンバーは東京五輪経験者が多いことから「本当に、選手だけでなくスタッフも仲のいいチームになっている。パリは勝ち取る準備はできていますね」と力強く話した。

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