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くまモン、熊本発映画「骨なし灯籠」舞台あいさつで珍しい浴衣姿

スポーツ報知 2024年7月6日 16時51分

 俳優の水津聡、女優のまひろ玲希が共演する、熊本発の映画「骨なし灯籠(とうろう)」(木庭撫子監督)の舞台あいさつが6日、兵庫・OSシネマズミント神戸で行われ、同県のPRキャラクター「くまモン」が、浴衣姿に頭に和紙で作られた「山鹿灯籠」をのせて登壇した。

 くまモンはあいさつ後の撮影タイムに、浴衣で姿を見せた。いつもは大きな動きの元気印だが、この日は和紙で作られた「山鹿灯籠」を頭にのせるというレアな姿で、落とさないようにそろりそろりと壇上へ。客席からの撮影にも応じた。最後は頭の「山鹿灯籠」を外して、観客をハイタッチでお見送り。外した瞬間に大暴れで館内を走る姿に、観客からは「かわいい~」と歓声があがった。

 映画は亡き妻・ゆかり(まひろ玲希)の遺骨を抱いて、死に場所を探しにきた主人公・市井祐介(水津聡)が、熊本・山鹿の歴史情緒あふれる風景と、和紙のみでつくられる繊細な「山鹿灯籠」に癒されていく物語。水津は主人公の気持ちになって、住んでいる静岡県から熊本まで骨つぼを持って飛行機に乗ったことを明かし「飛行機でCAさんに大丈夫ですかって、いろいろ声かけられました。いろんな人の目線を楽しみながら行きました」と振り返った。

 また、主人公が見つけるまつりのポスターに描かれた「灯籠娘」に重ねられるように、まひろは木庭監督から何枚も写真の撮り直しを希望された。「何十回と撮り直しました。最後にすっぴんで撮ったのが一番良かったって。すっぴんで、二日酔いの写真です」と笑わせた。

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