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川崎春花「穴があったら入りたかった」 ミスショットも3日間ノーボギー 2年ぶりVへ4差独走

スポーツ報知 2024年7月6日 16時43分

◆女子プロゴルフツアー ミネベアミツミレディス 第3日(6日、北海道・真駒内CC空沼C=6667ヤード、パー72)

 第3ラウンドが行われ、川崎春花(村田製作所)が4バーディー、ボギーなしの68をマークし、通算15アンダーで単独首位を守った。後続に4打差をつけ、2022年マスターズGCレディス以来となるツアー3勝目に王手をかけた。

 この日のラウンドを「ラッキーだった」と振り返った。4番、フェアウェーからの第2打は「トップと(右へ)ペラ」のミスショット。「穴があったら入りたかった」と口にした一打はバンカーに入った。難しい距離からの第3打は5メートルショートしたが、パーパットをねじ込んだ。

 3日間ボギーなしのプレーを続けている。ツアーに記録が残る1990年以降では、22年7月の楽天スーパーレディースでの勝みなみ以来の、4日間72ホール競技でのボギーなし優勝へ近づいた。ツアー史上2人目の快挙を前に、「そうなんですか? 緊張しちゃう」とほほえんだ。

 最終日の7日は七夕。中継局が、プロから願い事を集めた。川崎が記した夢は「お寿司屋さんになりたい」。幼い頃からの夢だという。「いくらが大好きで、おすし屋さんになったら、ずっといくらを食べられると思ったから」と理由を明かした。最近はいくらより貝にはまっていることも笑顔で話しつつ、「職人さんの感じが、かっこいい」と憧れを口にした。

 最終日最終組を同じ2003年度生まれの「ダイヤモンド世代」、尾関彩美悠(JFEスチール)、桜井心那(ニトリ)と回る。「あまり意識しないようにしたい。今日も目の前の一打に集中できたので、明日も集中したい」。昨季の不振を乗り越え、2年ぶりの勝利をつかみ取る。

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