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移籍後初登板で今季初の大谷翔平から3打席連続三振も恐縮しきり「本当に名誉なことだよ」

スポーツ報知 2024年7月6日 17時18分

◆米大リーグ ドジャース8―5ブルワーズ(5日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が30歳の誕生日を迎えた5日(日本時間6日)、本拠地・ブルワーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3日(同4日)から日米通じて自己ワーストとなる6打席連続三振を喫して、今季最長の12打席連続無安打になるなど、5打数無安打3三振だった。ドジャースはスミスの3本塁打などで逆転勝ちで連敗を「2」で止め、貯金を「19」とした。

 前日4日(同5日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦の2打席目から6打席連続で三振。日米通じてワーストだった。この試合では初回先頭の1打席目から、先発右腕・シバーレに対して3打席連続三振。今季、同じ投手に1試合で3打席連続三振を喫するのは初めてだった。

 インディアンズ(現ガーディアンズ)時代の21年に17勝を挙げた経験もある右腕のシバーレは、レイズからトレードでブルワーズに加入。この試合が初登板だった。スミスに2発を浴びるなど5回5安打4失点。それでも大谷は完全に封じた。

 シバーレは大谷から3Kを奪ったが「彼は球界のベストプレーヤーのひとりだからね。時には投手が勝ち、時には打者が勝つ。野球とはそういうもの。でも球界のベストプレーヤーのひとりと対戦するのは、いつもとても名誉なことだと思っている。彼と同じフィールドに立つのは本当に名誉なことだよ。数字(成績)が彼のやっていることを物語っている。今年は(右肘の)リハビリ中だから投手として投げることを気にせず、打撃にだけ集中できるから、素晴らしい成績を出しているが、彼は偉大な才能をもっているからね。以前(21年)にも対戦したことがあるが、彼とプレーできるのは名誉なことだし、謙虚な気持ちになる」と恐縮しきりだった。

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