◆JERA セ・リーグ ヤクルト―巨人(6日・神宮)
巨人・岡本和真内野手が初回に先制の14号2ランを放った。激しい雷雨で試合開始が1時間遅れとなったこの夜、忍耐強くまった観客戦のファンを大喜びさせた。
さっきまでの豪雨が嘘のように雨があがった神宮球場。初回から主砲のバットが魅せた。2死一塁から、ヤクルト高橋 奎二投手の外角へのチェンジアップを完璧にとらえた。打球は晴れ上がった夜空を高々と舞い上がり、そのまま左中間スタンドまで届いた。
「今日のような(雨天で試合開始が遅れた)試合は先制点が重要だと思っていたので、先制できてよかったです」
6月27日のDeNA戦以来となる、7試合ぶりの主砲の一発で巨人が昨夜に続き初回から試合の主導権を握った。