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“永世二冠”目指す藤井聡太王位が45手目を封じる…王位戦第1局は形勢互角

スポーツ報知 2024年7月6日 18時45分

 将棋の藤井聡太王位=竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖=に渡辺明九段が挑戦する第65期王位戦七番勝負第1局が6日、愛知・名古屋市「徳川園」で2日制の1日目を終えた。

 先手番となった藤井が午後6時過ぎに45手目を封じた。翌7日午前9時から再開される。

 今月1日に挑戦者・山崎隆之八段を3連勝で退けて、棋聖V5で永世の称号の最年少記録(21歳11か月)を53年ぶりに更新した藤井は、王位戦では連続5期か通算10期が条件の「永世王位」がかかる。

 一方、これまで藤井に四冠を奪われている渡辺は、不惑(40歳)の年にタイトル奪還を目指す。

 持ち時間各8時間のうち互いに60分以上の長考が一手ずつあり、じっくりとした駒組に。戦いはまだ起こらず、形勢は互角。この日の消費時間は藤井3時間44分、渡辺3時間51分だった。

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