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【巨人】 「アンビリーバブル。声援が後押しになった」雷雨の中、1時間待ったファンに捧げるグリフィンの快投…4戦連続HQS

スポーツ報知 2024年7月6日 23時0分

◆JERA セ・リーグ ヤクルト1―4巨人(6日・神宮)

 巨人のグリフィン投手が8回1失点の快投で今季3勝目を挙げた。激しい雷雨で試合開始が1時間遅れる難しい環境の中、集中力を切らさず4試合連続HQS(ハイクオリティースタート:7回以上かつ自責2点以下)。抜群の安定感を披露した。

 悪天候により1時間の遅延。しかも最初は15分の遅延発表→30分→結局は1時間と、目まぐるしく状況が変わり、特に先発投手にとっては、マウンドの状態も含め精神的にもかなり過酷な状況だったが「待っている1時間は集中力を切らさないように、試合が始まってしまえば、いつもの試合と同じだからね」と強い精神力で乗り切った。

 4回には、途中出場した若林楽人外野手が、レフトから本塁へ見事なストライク返球を見せて失点を防ぐなど、味方の好守にも助けられ8回を4安打1失点の快投。これでHQSは4試合連続となった。圧巻の安定感で、リリーフ陣の負担も減らしている。昨夜(5日)に投げた中川、バルドナードら勝利の方程式も連投を避けることができ、杉内投手チーフコーチも「大きいね。最高です」と感謝。開幕からフル回転を続ける投手陣にとって、何とも頼もしい存在だ。

 「声援が、僕だけじゃなくて選手みんなの気持ちを高ぶらせて、後押ししてくれた」とヒーローインタビューでは、雷雨の中、1時間の遅延を待って最後まで応援してくれたファンに感謝していた。

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