巨人・菅野智之投手(34)が先発する7日・ヤクルト戦(神宮)で同カード3連勝とチームトップタイの7勝目を狙う。6日は敵地で最終調整。「ヤクルトと対戦する時は毎回言っていますが、一発OKぐらいの気持ちで勝負したい。細かい作戦もあるので、ムダな四球や(回の)先頭打者を出さないとか、そういうのを気をつければ大丈夫だと思います」と気を引き締めた。
今季の過去2戦はいずれも神宮で、6回無失点と6回2失点。強力打線相手にもきっちりと試合をつくり、勝利を手繰り寄せている。「要所で抑えられているから、結構勝ちに結びついていると思う」と自己分析しつつ、「でも、3回目でヤクルトも対策を練ってくると思いますし、ヤクルト打線はどこからでも点数を取れる」と警戒は緩めない。安定感抜群の男が夏の神宮でもツバメを斬る。