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黄色いウェアで尾崎将司超えだ! 23歳蝉川泰果最年少メジャー3冠へ2差2位から逆転誓う

スポーツ報知 2024年7月7日 6時50分

◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本プロ選手権 第3日(6日、岐阜・富士C可児C志野C=7201ヤード、パー72)

 メジャー2勝の蝉川泰果(アース製薬)は1イーグル、4バーディー、1ボギーの67で回り、通算16アンダーで、首位と2打差2位で最終日の逆転Vへ望みをつないだ。22年日本オープン、23年日本シリーズJTカップに続くメジャー3冠を23歳178日で達成なら、尾崎将司が持つ27歳248日のツアー最年少記録を大きく更新する。杉浦悠太(22)=フリー=が65で18アンダーの単独首位。

 最終18番でこの大会54ホール目で初のボギーを喫した。蝉川は「もったいない。めっちゃ悔しい」と顔をしかめたものの、「どうやったら追いかける立場で勝てるか考えたい」と闘志は全く衰えていなかった。

 3人が並ぶ首位で出て、2番パー5で残り223ヤードから4アイアンで6メートルに運んでイーグル。「歓声がうれしかった」。15番時点で4連続で伸ばした杉浦に3打リードを許すも、16番で第2打を80センチにつけるなど連続バーディーで食い下がった。

 67で2位に後退も、尾崎将を超える最年少メジャー3冠の可能性を残した。「記録を作って、優勝の回数を増やしたい」。2年前、95年ぶりにアマで日本オープンVを果たした男は、最終日に過去メジャー2勝時に着用したのと同色の黄色いウェアで臨むと予告した。「去年も(今大会など)2位を何度も経験して悔しさが残った。杉浦選手にも負けたくない」。同じアマ優勝経験者同士でプロ日本一の座を争う。(岩原 正幸)

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