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カブス鈴木誠也、22年に並ぶ自己最多タイ3補殺目…前日に飛球落球の汚名返上

スポーツ報知 2024年7月7日 8時18分

◆米大リーグ カブス0―7エンゼルス(6日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブスの鈴木誠也外野手は、「4番・右翼」で先発。打っては4打数無安打2三振で打率は2割5分8厘となったが、初回1死満塁の守備で、右飛を処理し、本塁送球。併殺プレーで、2022年と並ぶシーズン最多タイとなる今季3補殺目を記録した。

 汚名返上の弾丸スローが、本塁へ炸裂した。初回。先制点を失い、なおも1死満塁のピンチ。モニアックの右飛を、三塁走者をにらみながらランニングキャッチし、素早く体勢を整えて矢のような送球。本塁で刺して併殺プレーを成立させた。今季90試合目で3補殺。2022年のシーズン最多に並んだ。

 12号2ランを放った前日、右翼守備で落球し、今季3個めの失策を記録。笑顔なきヒーローとなり、「下手くそだからじゃないですか。投手に申し訳ないです」と自らを責めた鈴木。「しっかりボールを捕って自信をつけていくしかない。次、チャンスを貰えれば、ミスをなくして、しっかりやっていきたい」と雪辱を誓っていた。右翼の先発に名前を連ねたこの日、初回に巡ってきた見せ場で、結果を出した。

 チームは相手左腕アンダーソンに8回3安打に抑えられた。鈴木は9回2死一塁の第4打席で、抑えのジョイスに空振り三振。最後の打者となった。きょう7日は、前半戦本拠地最終戦。シリーズ勝ち越しで、後半戦に望みをつなげたい。

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