元中日監督の落合博満氏と元DeNA監督の中畑清氏が7日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)に生出演した。
番組では、6日のパ・リーグ3試合をVTRで振り返った。首位のソフトバンクは0―4で楽天に敗れ今季3度目でワーストタイ、ホームでは今季初の3連敗を喫した。
スタジオでパ・リーグの順位表を紹介。首位のソフトバンクは2位ロッテに9ゲーム差をつけている。中でも強さの要因として近藤健介外野手が打率、本塁打で1位、打点で2位の活躍にあることを紹介した。番組では2019年と今季の近藤の打撃フォームの違いをVTRで伝えた。
落合氏は、近藤の今季の打撃フォームを「フォロースルーが大きくなった。振り切るようになった」と指摘。続けて「それまでは、ヒット打てばいいやっていうんで、バットにボールが当ててからの力はそれほど加わってないの。それが全身を使って振り切るようになったのが…肉体改造もあるんだろうけど、そこが一番だと思う」と解説した。
さらに「振らなければボールは飛ばないもん。その原点に立ち返ったということでね。別にこの数字はできすぎでも何でもないと思います」と続けた。中畑氏から「三冠王」の可能性を聞かれ「山川(穂高)次第」と答えていた。