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【高校野球】聖隷クリストファーのエース・袴田行紀が7回1失点の好投…古豪・島田商を撃破

スポーツ報知 2024年7月7日 10時57分

◇全国高校野球選手権静岡大会 島田商2-5聖隷クリストファー(6日・島田)

 熱戦の火ぶたが切られ、1回戦22試合が行われた。

 聖隷クリストファーはエースの袴田行紀投手(3年)が7回1失点の好投。古豪・島田商に昨夏の4回戦、同秋の県3回戦に続いて3連勝を収めた。「注目を集めていたカードだったので、みんなで勝って勢いに乗ろうと話していた」。昨秋の対戦でも先発を任された右腕が武器のカーブも交え凡打の山を築いた。13日の2回戦は春16強の川根戦に臨む。「自分が(9回まで)任せてもらえなかったのは力不足なので、次は自分が投げきれるようになりたい」と意欲をみせた。

 〇…島田は浜松江之島に11-10。背番号19の一色優磨外野手(3年)の「人生初」本塁打で、3時間28分の熱戦を制した。最大7点のリードを守れずに10―10で迎えた9回先頭、初球を振り抜き左翼へ決勝弾。激走して生還後、仲間とハイタッチをかわし、ようやくサク越えだったことを知ったという。「うれしくて試合途中なのに、泣いてしまいました」。暑さのため「1番・中堅」で先発した本村陸外野手(3年)が交代。6回の守備から切り込み隊長に代わって出場した一色が、3年ぶり初戦突破の立役者となった。

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