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河村勇輝、NBAグリズリーズと「エキシビット10契約」合意 海外挑戦、夢への第一歩「チャレンジする決心した」

スポーツ報知 2024年7月7日 11時43分

 プロバスケットボール男子B1リーグの横浜ビー・コルセアーズは7日、パリ五輪日本代表候補の司令塔・河村勇輝がNBAグリズリーズと「エキシビット10」契約に合意したと発表した。

 同契約はキャンプ参加後、シーズン開幕までにNBAと下部Gリーグを一定期間行き来できる「ツーウエー契約」に切り替えることが可能。それ以外でも、他チームに獲得意思を問うウエーバーを経て、傘下のGリーグチームに加わる道がある。

 河村はチームを通し「グリズリーズからエキシビット10契約のオファーを受け、チャレンジする決心をしたことをご報告させていただきます。夢の実現に向けたチャンスをつかむことができました。しかしまだ正式な契約ではありませんので、今後より一層の努力をし、夢を実現させてきたいと思います」などとコメントした。

 2023~24年シーズン終了後、河村は来季以降に向けて、「良い選択をして今季の学んだことをさらにバスケキャリアとしてつなげていけたら」と語っていた。横浜BCとは2025~26年シーズンまでの3年契約を結んだが、白井英介代表は海外挑戦などの場合は、本人の意思を尊重する方針を示していた。

 また、NCAA(全米大学体育協会)1部、ネブラスカ大を卒業し、同じくパリ五輪日本代表候補の富永啓生も、NBAペイサーズと「エキシビット10」契約に合意している。

 過去にはNBAで6季プレーした渡辺雄太もラプターズと、開幕前のキャンプ限定「エキシビット10」契約から、一定期間NBAに出場可能なツーウェー、最後は本契約まで結んだ過去がある。馬場雄大もマーベリックスと同契約を結び、下部Gリーグでプレーした。

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