Infoseek 楽天

春日野親方、6日に亡くなった岩友親方は「情熱と思いやりのある人間。指導者として期待していた」

スポーツ報知 2024年7月7日 12時20分

 大相撲の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)が7日、6日に亡くなった元幕内・木村山の岩友親方への思いを語った。この日は部屋の稽古で十両・碧山(春日野)らに熱のこもったを指導を行った。

 岩友親方とは名古屋入りをする数日前に東京の病室で会ったという。「少しだけ会話ができて、『しっかり治せよ』と伝えました。言葉を発することはできなかったので、うなずいていました」と、それが最後の会話となった。「情熱があり思いやりのある人間でした。相撲としては大して強くなかったですけど、指導者としてはとても期待はしていました」と42歳の早すぎる死を惜しんだ。

 名古屋場所(14日初日・ドルフィンズアリーナ)は岩友親方が2016年から担当を務め、開催に尽力してきた思い入れのある場所でもある。「名古屋の時は忙しくて、部屋にはあまり顔を出せなかったですね。いい兄貴分で面倒見が良かったので、力士たちは期待には応えてくれるのではないかと思います」と、弟子たちの奮起に期待を寄せた。

この記事の関連ニュース