将棋・第65期王位戦七番勝負第1局(2日制)の2日目が7日、愛知県名古屋市「徳川園」で指され、午後0時30分に昼食休憩に入り、1時30分に再開された。
勝負めしは名古屋市公式観光情報サイト「名古屋コンシェルジュ」によると、王位戦用に6種のオリジナルメニューが考案され、藤井聡太王位=竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖=は「三河湾“海の幸”海鮮丼」をオーダーした。1日目に挑戦者・渡辺明九段が注文したもので、スズキ、渥美サーモン、アジ、マグロ、エビなどが盛られてある。
一方、渡辺は「知多牛のステーキ重」(ご飯少な目)でスタミナを補給した。愛知県知多半島で育てられた国産和牛のステーキがぎっしり。サラダとフルーツは付けなかった。
2日目は先手・藤井の封じ手(45手目)▲2九角で前日から指し継がれ、昼食休憩時で58手まで。藤井は雁木模様とし、渡辺は藤井と同じ7筋に自玉を移した。形勢に大きな差はない。
持ち時間は各8時間で、休憩突入時で残りは藤井の2時間18分。渡辺は2時間46分。