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【高校野球】 ノーシードの横浜隼人がコールド発進 水谷監督「とにかく8回勝つ」

スポーツ報知 2024年7月7日 14時33分

◆第106回全国高校野球選手権神奈川大会▽1回戦 横浜隼人9―0横浜平沼=7回コールド(7日・サーティーフォー保土ケ谷)

 ノーシードで臨む横浜隼人が、コールド発進を決めた。1回表2死一塁で4番・山野井寛大捕手(3年)が二塁打を放つと打線に火が付き、7番打者まで4連続安打。相手のミスも絡み、一挙4点を挙げた。

 4回に3点を追加し、その後も小刻みに加点。先発した背番号10の清水駿地斗投手(3年)が、被安打4、無失点で7回を投げ切った。

 「初回に山野井が打って、いい流れを作ってくれた」と水谷哲也監督(59)。最速149キロを誇るエース・沼井伶穏投手(3年)を温存できたことについて「酷暑なので、一人のピッチャーでは無理ですから」と清水の頑張りをたたえた。

 168チームが参加する神奈川大会。1回戦からのスタートだと優勝まで8戦を勝ち抜かなければならないが、指揮官は、あくまでも“隼人らしさ”を求める。「ウチは『逆転の隼人』”と伝統的に言っている。最後の最後まで必死で食らいつく。シードは関係なく、とにかく8回勝つ。まず1回勝ったので、次に向かって準備していきたい」。中1日の日程で臨む9日の2回戦は、公立の実力校・鶴嶺と対戦する。

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