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【球宴】ソフトバンク大津亮介は全球“魔球”で勝負? 他投手に聞かれれば「全然教える」…監督推薦

スポーツ報知 2024年7月8日 16時0分

 「マイナビオールスターゲーム2024」(7月23日・エスコン、同24日・神宮)の監督選抜による選出選手が8日、発表され、ソフトバンク・有原航平投手、松本裕樹投手、大津亮介投手の出場が決まった。有原は日本ハム時代の16、19年に続く3度目。松本裕と大津は初出場となる。

 大津は全球「真っチェ」で勝負する? どういう投球を披露するか問われて「もうどうしたらいいか分かんないです。真っすぐでいった方がいいのか、変化球でいった方がいいのか」と頭を抱えつつも、今季から実戦投入している新球種の名を挙げた。

 「真っチェオンリーでもいい。ホームラン打たれそうですけど。楽しみです」

 直球と同じ軌道だが、直球より約20キロ遅い魔球。打者が待ちきれずに突っ込んで空振りするシーンも多々見受けられる。開発、習得に1年を費やした、球界でも大津しか操っていないクセの強い球種。だが「聞かれれば教える」という器のデカさを見せた。「僕は全然教えます。1年くらい真っチェは(習得に)かかりましたけど教えます」と“盗まれる”のは大歓迎だ。

 一方で自身は先発転向1年目。「(日本ハム)山崎福也さんだったり、(同学年の西武)今井だったり、人それぞれいろんなルーティンがある。過ごし方とか、聞けるところは聞いて参考にしたい」と先発としてキャリアの長い投手について回り“質問魔球”もぶつけるつもりだ。

 ▼松本「各球団のエース、中継ぎの中心になる人が集まる。ウイニングボールの感覚を聞いてみたい。対戦したバッターは、同級生の(巨人)岡本選手。打ち取れたらなって思います」

 ▼有原「(MVPを狙う?)秘策はないですけど、やっぱりピッチャーは3者三振を取るしかないと思う。まあ無理でしょうね(笑い)。真っすぐだけではキツイと思うので、普通に(変化球も交ぜて)いきます」

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