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神谷浩史、主演作の細部へのこだわりに脱帽「僕はまだまだ台本の読み込みが甘かった」

スポーツ報知 2024年7月7日 16時14分

 声優の神谷浩史が7日、都内でアニメ映画「劇場版モノノ怪 唐傘」(26日公開、中村健治監督)の完成披露あいさつを行った。

 2006年のフジテレビ系アニメ「怪~ayakashi~」の一編「化猫」から派生し、07年にテレビシリーズとして放送された「モノノ怪」が、17年の時を経て、大奥を舞台にした劇場版として新たに誕生。神谷はモノノ怪に立ち向かう主人公・薬売りを演じた。 細部にわたり描き込まれた同作に、神谷は「1か月前に監督が『これからあと1300カット直します』と言っていた。約90分のアニメーションで約2600カットという、どうかしているカット数。とりつかれたように3回連続で見ました」と告白。「3回目は台本を読みながら見たんですが、ありとあらゆることの答えが台本に書いてあると気づいた。アニメーションに携わるようになって30年くらいたちますけれど、僕はまだまだ台本の読み込みが甘かったと。自分で反省しました」と振り返った。

 また、この日は七夕であることから、登壇者は短冊に書かれた願い事を披露。神谷は「健康第一」と記し「もう切実ですよ。耳のいい方はお分かりかと思いますが、僕は若干鼻声でございまして…。お気苦しい美声を響かせております」と笑わせつつ「『声優を殺すには刃物はいらない。風邪のひとつも引かせりゃいい』という感じですよ。皆さんもお気を付けください」と呼びかけていた。

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