◆JERA セ・リーグ ヤクルト3―7巨人(7日・神宮)
巨人・丸佳浩外野手が猛暑の神宮球場で7号2ラン本塁打を含む4安打を放ち8度目の猛打賞。七夕のささやかな願いを語った。
初回先頭、サイスニードから中前安打を放ち、4戦連続安打を記録。先制点にのお膳立てとなる1打席目について、「なんとか今日は、1打席目からチームに勢いを与えることができたのかなと思います」と丸。 2回1死二塁では、サイスニードのナックルカーブをバックスクリーンへたたきこむ7号2ラン。「本当に久しぶりにいい所に当たったなと思います」と控えめに語った。
4回1死の第3打席では、小沢のフォークを右前打。この3安打で一気に6塁打を重ね、史上63人目となる通算3000塁打に到達。現役では巨人・坂本勇人、西武・中村剛也、楽天・浅村栄斗に続く4人目の達成となった。
さらに9回の第5打席でも中前打を放ち、この試合4安打をマークした。
猛暑の中でも好調を続けていることについて、気をつけていることは何かと問われた丸は、「気をつけていることと言うか、七夕なんで、今日は日本の平均気温が3度くらい下がってくれたらいいかなと思っています」と、7月7日の七夕ということで、みんなが喜ぶ優しい願い事を口にした。