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【巨人】4連勝で首位・広島にゲーム差なしに肉薄 菅野智之がチームトップタイの7勝目

スポーツ報知 2024年7月7日 20時53分

◆JERA セ・リーグ ヤクルト3―7巨人(7日・神宮)

 巨人が4連勝で首位・広島にゲーム差なしの2位に迫った。菅野智之投手は小林誠司捕手との「スガコバ」バッテリーで5回まで投げ5安打3失点(自責2)、2本の本塁打などで序盤に7点の援護をもらい、同カード3連勝とチームトップタイの7勝目をマークした。

 打線が1回に先取点を挙げた。ヤクルトの先発・サイスニード投手から先頭の丸佳浩外野手が中前打で出塁。吉川尚輝内野手も右前打で続き、丸が三進、吉川も送球間に二塁へ進み無死二、三塁とし、ヘルナンデス外野手は見逃し三振に倒れたが、岡本和真内野手の当たりは三塁・村上宗隆内野手のグラブをはじく適時打となり、丸に続いて二塁から吉川も生還し、2点を先制。さらに、大城卓三捕手は右中間スタンドに運ぶ3号2ランを放ち、1回に4点を奪った。

 巨人が2回に追加点。先頭の佐々木俊輔外野手が右前打、菅野は初球でしっかり送りバントを決め1死二塁とすると、丸がバックスクリーンに飛び込む7号2ラン本塁打を放ち、2点を加えた。さらに吉川が右翼線二塁打、2死となってから岡本和が2打席連続のタイムリーとなる左中間二塁打を放ち、7点目を挙げた。

 7点の援護をもらった菅野智之投手が4回に3点を返された。

 先頭の長岡秀樹内野手に右翼線二塁打、村上宗隆内野手は空振り三振に打ち取ったが、オスナ内野手に右前打、山田哲人内野手を四球で歩かせ1死満塁。ここで松本直樹捕手に左前適時打を打たれ1点。なおも満塁で岩田幸宏外野手の二ゴロで三塁走者・オスナが生還、一二塁間での挟殺プレーで一塁に入る大城卓三捕手が悪送球し、その間に山田も還り、3点目を失った。

 4点差で迎えた5回の菅野は、先頭の西川遥輝外野手を自らの投ゴロ失策で出し無死一塁とされたが、丸山和郁外野手と二ゴロ、長岡秀樹内野手を投ゴロ併殺打に仕留め、踏ん張った。

 菅野は5回までで降板し、6回は泉圭輔投手、7回はケラー投手、8回はバルドナード投手が登板し、無失点。9回は守護神に復帰した大勢投手が3人をピシャリと抑えた。

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