女優の松本まりか(39)が7日、主演するテレビ東京系連続ドラマ「夫の家庭を壊すまで」(8日スタート、月曜・後11時6分)の記者会見を都内で行った。
LINEマンガで連載中の同名コミックの実写化で、夫が不倫相手との間にもうひとつの“家庭”をもうけていたことを知った「サレ妻」の主人公が復讐(ふくしゅう)を決意する泥沼ストーリー。松本は「お話をいただいたとき、すごくタイトルにビックリしてしまった。一体どこまでの感情になるのかっていうのが正直すごく怖かった」と言葉を探すように話した。
役づくりのためにショートカットにも挑戦したといい「気合を入れて12年ぶりにショートにしました。髪の毛をバッサリ切って。ずっと切りたくて、いつかのためにと思っていたんですが…この作品でした」と同作への思い入れを告白。「不倫ドラマってたくさんあって、毎クールたくさん面白いドラマが作られている。その中でこのドラマじゃなくてはダメなんだと思ってもらえるような作品を作っていけたら」と意気込んだ。
自身の結婚観について尋ねられると「よく結婚生活は妥協だとかありますよね。結婚だけにかかわらず人間関係もそうですけど、理想を忘れたくないなと思う」と告白。「志は高く、すてきな人と出会いたいと思いますし、もちろん結婚だけが全てじゃないと思いますけれど…夢を見たっていいじゃないですか」とおちゃめに話した。
妻を裏切る夫役の竹財輝之助(44)は「台本をいただいて、『またクズか…』と思いました。クズは得意なので、うれしい限りなんですけど」と苦笑い。「ハッシュタグ『#竹財クズ』で広めていただけたら」と冗談交じりに呼びかけた。ほか野波麻帆(44)、野村康太(20)、麻生祐未(60)らも出席した。