◆プロ・社会人交流戦 阪神―日本生命（７日・鳴尾浜）
阪神ＯＢの福留孝介氏が７日、阪神・森下翔太外野手に太鼓判を押した。
前日６日に出場選手登録を抹消されていた森下は、プロ・社会人交流戦の日本生命戦（鳴尾浜）に「３番・右翼」で先発出場。４回の第２打席に左翼へ完璧な一発を放った。４打数１安打に終わったが、第１打席はあと数メートルで本塁打の当たり。福留氏は「いくら社会人の投手とは言え、ミスショットせずに引っ張れるのは大したもんだよ」と絶賛した。
森下は今季７３試合に出場し打率２割３分２厘、６本塁打、３０打点。３、４月は５本塁打を放ったが、５月はノーアーチ。６月１９日には全体練習で岡田監督から直接指導を受け、打撃改造を求められていた。福留氏は自身の経験も踏まえた上で「自分のやることを分かっている。そこをしっかりと消化していくだけ。変なことを１０日間でする必要もない」とアドバイス。「これだけのバッティングセンスをもっている。誰もが期待する選手」とした。