◆JERA セ・リーグ ヤクルト3―7巨人(7日・神宮)
菅野(巨)が神宮でのヤクルト戦に勝利。今季このカードは3戦3勝となり、通算25勝10敗で、広島戦の24勝を上回り、カード別最多勝になった。
この日は神宮での勝利。昨年まで神宮では通算16登板、3勝7敗、防御率6・28と、デビューから4連敗するなど、鬼門といえる球場だったが、今季のヤクルト戦はすべて神宮で、3戦3勝の防御率2.12と見違える投球を見せている。昨年までセの本拠地球場での負け越しは神宮だけだったが、今年の3勝を上積みし、神宮でも6勝7敗の借金1まで戻した。
巨人投手が神宮でシーズン3勝したのは19年3勝の山口俊以来。苦手を克服した菅野がヤクルト戦で勝ち星を積み重ねている。(福山 智紀)