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大谷翔平の同僚が球宴選出で本塁打競争出場に意欲「やってみたい」、ロバーツ監督も後押し…チーム2位19発

スポーツ報知 2024年7月8日 13時45分

 ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)が7日(日本時間8日)、16日(同17日)にテキサス州アーリントンで行われるオールスター前日のホームランダービー出場に意欲を示した。

 T・ヘルナンデスは、選手間投票でプロファー(パドレス)の604票、イエリチ(ブルワーズ)の523票に次ぐ462票を集めてナ・リーグ外野部門3位に入って、ブルージェイズに所属していた21年以来2度目の出場が決まった。今季はここまで89試合に出場して大谷翔平投手(30)に次ぐチーム2位の19本塁打を放つなど、60打点、打率2割5分9厘の成績を残して大谷、ベッツ、フリーマンと並んでナ・リーグ西地区首位を走るドジャースの打線を支えている。

 T・ヘルナンデスはオールスター出場を「とても意味のあることだと思う。ここは大都会の大きなチームで、熱い多くのファンがいるので、彼らが自分に期待することをしっかりやって、チームの勝利に貢献することが自分にとって最重要。オールスターに選ばれたことは名誉なことだが、前半戦はまだあと1週間(6試合)あるのでやるべきこと、期待されていることをしっかりやってチームの勝利に貢献したい」と気を引き締めながらも喜びを口にした。

 本塁打競争は大谷、ジャッジなど強打者の多くが必定以上のフルスイングを連発することでフォームが崩れることや疲労がたまることを考慮して出場を見送っているが、「キャリアで1度はやってみたい。どういう感じなのかなと思っている。MLBが俺を出すと判断するのであれば、参加することに前向きだよ」と意欲を示した。

 ロバーツ監督は選手個人の意思に委ねるとして「彼が出て、たくさん本塁打を打って、ファンを熱狂させるのはいいことだ」と後押しした。T・ヘルナンデスは21年に自己最多32本塁打を放つなど、これまでメジャー通算9年間で178本塁打を放っている。

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