J2清水エスパルスは8日、静岡市内で天皇杯3回戦・J1京都戦(10日、アイスタ)に向け一部非公開調整した。秋葉忠宏監督(48)は「自分たちがこういうレベルで勝てることを見せないといけない」と宣言した。
ルヴァン杯は2回戦のJ3富山戦で敗れたため、J1クラブと対戦できる貴重な機会となる。6日のリーグ・千葉戦から中3日、さらに天皇杯を挟んで再び中3日で14日にリーグ・大分戦が待つ真夏の過密日程だが、指揮官は「(選手を)試そうとは思っていない。必ず勝ちにいくための選考をしたい」と強調した。
チームは22年にも3回戦で京都と対戦。0―1で敗れている。4回戦に進出すれば21年以来3年ぶり。4月末に左足を負傷し、約2か月半ぶりに公式戦出場の可能性が出てきたDF蓮川壮大(26)は「勝つことを優先しながら自分のプレーも出していければ。(公式戦)4連勝で中断期間を迎えたい」と意気込みを語った。