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バレーボール・宮部藍梨、パリ五輪で会いたい人「テニスの大坂なおみ選手。アスリート、女性として尊敬している」…壮行会

スポーツ報知 2024年7月8日 17時42分

 日本バレーボール協会は8日、26日開幕のパリ五輪に出場する日本代表の壮行会を都内で開き、男女バレーボール、女子ビーチバレーボール代表が出席した。女子代表のミドルブロッカー・宮部藍梨(姫路)は「どんなときも自分の100%を出せるように準備して、チームの勝ちに貢献できればと思います」と決意を示した。

 6月まで行われたネーションズリーグ(NL)で、6大会連続の五輪出場権をつかんだ日本。五輪前哨戦の決勝大会の準決勝では、五輪の1次リーグで当たる強豪ブラジルを3―2で破り、初の銀メダルを獲得。宮部はNLでは主に試合途中から入り、高さのあるスパイクやブロック、相手守備を崩す精度の高いサーブでチームに流れをもたらした。

 初出場の五輪では「同世代アスリート」との交流も望んでいる。25歳の宮部は「(会ってみたい他競技の選手は)テニスの大坂なおみさんです。同世代ですし、常にトップで戦い続けるすごさもあるし、スポーツの魅力を伝えることもそうですが、彼女が築き上げたプラットフォームで、社会問題、母である難しさなどを発信していて、すごい格好いいなと思っています。アスリートとしても、同じ女性としてもすごく尊敬しています」とまっすぐな目で話した。

 パリ五輪では、1次リーグB組に入った世界ランク7位の日本は、日本時間28日午後8時に同4位の難敵ポーランドと初戦を迎える。8月1日にブラジル、同3日にケニアと対戦する。真鍋政義監督が指揮した12年ロンドン五輪銅以来、3大会ぶりのメダル獲得へNLの勢いそのままに花の都パリへと乗り込む。

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