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石川祐希「メダルを絶対に取って帰ってくる」ファンの前で覚悟…バレーボールパリ五輪壮行会

スポーツ報知 2024年7月8日 17時56分

 日本バレーボール協会は8日、26日開幕のパリ五輪に出場する日本代表の壮行会を都内で開き、男子代表12選手と交替選手1選手が出席した。

 男子代表主将の石川祐希(ペルージャ)が先頭に立って会見場に入場すると、会場いっぱいに集まった320人ファンから「キャ~!」と大きな声援が上がった。石川は「メダルを取るために行くので、メダルを絶対に取って帰ってきたいと思います」と、52年ぶりの五輪メダルへの強い覚悟を示した。

 前回の21年東京五輪では29年ぶりの決勝トーナメントに進み、8強入りを果たした。昨秋の五輪予選では16年ぶりに自力での出場権を獲得。今年5~6月に行われた五輪前哨戦のネーションズリーグ(NL)では、決勝でフランスに1―3で敗れはしたが、初の銀メダルをつかんだ。「勝てない時期も経験したし、(リオ五輪予選で切符を逃してからの)この8年目が1つの集大成となっている。そこで結果を残すことが1つだと思います」と強い決意をにじませた。

 パリ五輪では開会式の翌日に行われる27日の開幕ゲームに、世界ランク2位の日本が登場。同11位のドイツと対戦する。同31日にアルゼンチン、同3日未明に米国に挑む。「きょうの会を通して五輪で結果を出す、ベストを尽くす、そういった決意を改めて持つことができました」。1972年大会以来の表彰台入りへ、新たな歴史を築く。

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