ベルギー1部・シントトロイデンの立石敬之CEOが8日、パリ五輪のメンバーから外れたGK鈴木彩艶について言及した。
オンラインで行われた、今夏のパリ五輪に臨むサッカー男子U―23日本代表メンバーに選出されたMF山本理仁、藤田譲瑠チマの選出記者会見に同席。イタリア1部パルマが獲得に乗り出していると報道され、今回の五輪メンバーから外れたGK鈴木についての質問を受けると「色んなバランスを取って頂いたと思いますけども、最終的にはJFAの判断での選考外ということになっています。私たちが今持っている移籍であったりの情報をお渡しした上で、代表チームが判断をしたということです」と説明した。
五輪ではけがや体調不良以外ではメンバーを入れ替えることができない。そうした点も考慮された可能性は高く、立石CEOは「すごく難しい判断だったと思います。移籍が決まっているとか、今の現段階ではそういうことではないんですけども、移籍のリスクというのは現場の監督、コーチ陣にとってすごく大きな不安要素になります。なので、そういったことも色々と検討した上で判断をされたんじゃないかなと思います」と話した。