ヤクルトの奥川恭伸投手が8日、先発登板が有力視される10日の阪神戦(甲子園)に備えて、神宮外苑で行われた一部投手練習に参加して汗を流した。
度重なる故障を乗り越えて、今季初登板した6月14日のオリックス戦(京セラD)で980日ぶりの白星をつかむと、同29日の阪神戦(神宮)でも勝利。今季3度目の登板の舞台は甲子園だ。2019年夏、星稜のエースとして準Vに輝いた聖地で、21年10月19日の阪神戦以来、3年ぶりに腕を振る。
当時はコロナ禍で人数制限があり、満員必至の甲子園は初めてとあって「(独特の雰囲気に)惑わされないようにはしたい」と警戒。「優勝するためには倒さないといけない相手だと思う。しっかり投げたいです」と言葉に力を込めた。