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再十両・藤青雲が新小結・平戸海に7勝4敗 初の役力士との稽古は「感じたことのない圧力でした」

スポーツ報知 2024年7月8日 21時17分

 大相撲の再十両・藤青雲(藤島)が8日、兄弟子の武将山(藤島)らとともに境川部屋に出稽古し、関取衆との申し合い稽古を行った。新小結・平戸海(境川)には7勝4敗と勝ち越した。

 初めて三役以上の力士との稽古を行ったという藤青雲。「とにかく速かったです。感じたことない圧力でした。すぐに相手の形になってしまった」と、稽古序盤は得意の右四つの形をつくらせてもらえず苦戦した。それでも中盤にかけては「相四つでは勝てないので。もろ差し気味にいきました。相手も取りずらそうにしていたので」と、立ち合いに工夫をこらして白星を伸ばした。申し合い稽古全体でも計13勝8敗と勝ち越し。残り1週間を切った名古屋場所(14日初日・ドルフィンズアリーナ)へ向けて順調な調整ぶりを示した。

 昨年7月に手術をした右膝の回復具合は「80%」と体の状態も上向き。6月には高田川部屋にも出稽古へ行き関取衆との稽古を重ねてきた。「竜電関、輝関、湘南乃海関ともやって、自信はあります」と、1年ぶりの十両の土俵へ手応えを口にした。(大西 健太)

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