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【高校野球】洛星の「1番・孫&2番・鳥山」“ドラゴンボールコンビ”が決勝点演出!1―0で2回戦突破

スポーツ報知 2024年7月10日 5時0分

◆第106回全国高校野球選手権京都大会 ▽2回戦 洛星1―0山城(9日・わかさスタジアム京都)

 京都大会2回戦では、洛星の孫侑摩二塁手、鳥山真聡中堅手(ともに3年)の1、2番コンビが決勝点を演出し、1―0で山城を下した。

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 洛星の“ドラゴンボールコンビ”が勝利を呼んだ。漫画やテレビアニメの世界では、主人公・孫悟空と作者・鳥山明さんだが、県内屈指の進学校の「孫と鳥山」も頼もしい。初回、主将の先頭打者・孫が中前へはじき返すと、2番・鳥山も右前打で続き好機演出。2死二、三塁から5番・打出賢太郎右翼手(3年)の遊撃内野安打で孫が生還し、この試合唯一の得点となった。孫は「ジャストミートではないが、結果ヒットになった。先取点が取れてよかった」と笑みを浮かべた。

 互いに切磋琢磨(せっさたくま)できる関係だ。孫が「彼がしっかり練習していない時は僕が正している」と言えば、鳥山も「外野の守備練習では自分が教えている」と負けていない。「お互いに支えながらやっている」と笑顔で“かめはめ波”ポーズを取った。

 「先取点が自分たちのチームのコンセプト。次の試合も、1、2番に限らずみんなで勢いづけていければ」と孫主将。次戦も、ドラゴンボール…ではなく白星をつかみ取る。(南部 竣太)

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