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「ふたりっ子」で人気爆発の女優、48歳で脳出血「まだ右半身にまひ」言語や記憶に障害も…「突然です」

スポーツ報知 2024年7月11日 5時23分

 NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」(1996年)のオーロラ輝子役で人気を博した河合美智子(56)が10日、NHK総合「あさイチ」(月~金曜・午前8時15分)に出演した。

 「経験者が伝える40代・50代の脳卒中」と題したテーマのゲスト。河合は女優として活躍していた2016年8月、当時48歳で脳出血を発症し右半身まひとなった。

 「発症したときは真ん中から右半身がピクリとも動かない」と発症後の映像も紹介。「リハビリでだいぶ治って。まだ右半身にまひが残ってるのと、高次脳機能障害っていうのがちょっとだけあるので、記憶障害とか。大丈夫そうに見えてるんですけど、結構言語障害とかもあって。頭の中で言いたい言葉がどうしても出てこないっていうのはあります」と現状を説明した。

 発症した当日は「暑い日だったんですけど、ちょっとストレスがかかることがあって、あんまり寝てなかったり、ご飯食べてなかったり。暑いし、色々重なってたのかもしれないけど、頭が痛かったとかもないですし、突然です」と回顧。周囲の人が異変に気づいてくれたそうで、「たまたま映画のリハーサルを見に行って人がたくさんいるところでなったので、今ここにいるんです」と助けられたことに感謝。「みなさんが正確な知識を持っているのが大事」と語った。

 「座ってたら足が動かなくなって、立ち上がろうと思ったら、『あれ?足が丸太みたい』っていうのがどんどん上がってきて、ろれつが回らなくなってという感じ」と当時を振り返った河合。痛みや気持ち悪さなどはなかったというが、まひを発症する1時間ほど前にコインパーキングに駐車しようとしたところ、簡単な料金の計算が全く分からなくなっていたという。「(医師の)先生にうかがうと、そのときから出血から始まっていたんじゃないかって」と話していた。

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