Infoseek 楽天

【高校野球】橿原学院、1点差逃げ切り プロ注目右腕・沢辺孝良、奈良大付戦へ「岸本との勝負が楽しみ」

スポーツ報知 2024年7月10日 16時21分

◆第106回全国高校野球選手権奈良大会▽2回戦 橿原学院6―5法隆寺国際(10日・さとやくスタジアム)

 橿原学院が9回に猛攻を受けるも1点差を守り切り、3回戦へ駒を進めた。プロ注目右腕・沢辺孝良(3年)は完封ペースの投球を見せるも9回途中に崩れ、8回1/3を4失点で降板した。

 初回、1番・小川大祐中堅手(3年)、2番・森友星左翼手(1年)の連打で一、三塁。その後、1死一、三塁とし、4番・西林咲翔捕手(3年)の内野ゴロの間に三塁走者が生還し、先制に成功した。

 5回には9番・大庭晴輝二塁手(3年)の中前安打を手始めに6連打と集中攻撃を浴びせ、一挙5得点を挙げた。あと1点でコールド勝ちという試合展開で迎えた9回表、そこまで無失点と好投を続けていた先発・沢辺が突如崩れた。1死しかとれず、4四死球4失点で降板。代わった山本大夢投手(2年)が後続を1点に抑え、なんとか逃げ切った。

 試合後の沢辺は「秋終わってから(球が)抜けることが多かった。余裕がなくなってその悪い癖が出てしまった。甲子園に行くためにはこんなことしていたらだめなので、次はないようにします」と決意をにじませた。奈良大付戦へは「岸本と勝負が楽しみ。圧倒的な投球をして勝ちたい」と同じくプロ注目の奈良大付・岸本佑也遊撃手(3年)の名前を挙げ、次戦へ意気込んだ。

この記事の関連ニュース