Infoseek 楽天

元巨人の外野手がメジャーリーグの本塁打競争出場決定 直近4年で114発、昨季世界一に貢献

スポーツ報知 2024年7月11日 7時32分

 米大リーグのレンジャーズは10日(日本時間11日)、ホセ・アドリス・ガルシア外野手(31)が、オールスターゲーム前日の15日(同16日)に行われるホームランダービーに出場することを発表した。

 ガルシアは昨季も本塁打競争に参加したが、1回戦で準優勝したアロザレーナ(レイズ)に敗退。今季はここまで大谷(ドジャース)、ジャッジ(ヤンキース)らが辞退する方向を示す中、ヘンダーソン(オリオールズ)、アロンソ(メッツ)、ボーム(フィリーズ)、ウィット(ロイヤルズ)、オズナ(ブレーブス)、ラミレス(ガーディアンズ)の出場が内定している。ガルシアはオールスターには選出されていないが、レンジャーズの本拠地テキサス州アーリントンのグローブライフフィールドで行われるため出場。参加枠は残り1枠となった。

 キューバ出身のガルシアは、キューバー国内リーグ打点王の看板を下げ、16年4月に巨人に入団。だが、4試合の出場で7打席に立ったが、1安打も放つことできずに8月に退団。その後亡命などを経て米球界入りすると、18年にカージナルスでメジャーデビューした。

 レギュラーに定着したのは21年。レンジャーズで同年にいきなり31本塁打、90打点の成績を残すと、22年は27本塁打、101打点、23年は39本塁打、107打点の成績を残した。今季もここまで17本塁打を放っており、直近4年間で114本塁打を放っている。昨季の39本塁打は、本塁打王に輝いた大谷の44発に続くリーグ2位。ポストシーズンでもリーグ優勝決定シリーズMVPに輝くなど活躍を見せて、チームのワールドチャンピオンに大きく貢献した。

この記事の関連ニュース