◆米大リーグ カージナルス5―8ロイヤルズ=第2試合(10日・米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が10日(日本時間11日)、本拠のロイヤルズとのダブルヘッダー第2試合の2回に、負傷者リスト入りから復帰後初となる6号アーチをたたいた。
5番に入ったヌートバーは2回先頭打者で、右腕ワカのカウント1―1からの外角低めのカッターを強振。打球は左翼手が出したグラブをかすめてフェンスを越えていった。本塁打と思わずに全力疾走していたヌートバーは二塁手前で速度をゆるめ5月19日レッドソックス戦以来のホームランの感触を味わうかのようにダイヤモンドを一周した。
4回には右翼線に二塁打を放ってこちらも復帰後初のマルチ安打で4打数2安打、打率は2割3分5厘となった。
今季のヌートバーは3月上旬に肋骨にひびがはいったため、開幕は負傷者リスト(IL)で迎え、5月28日に今度は左脇腹を痛め2度目のIL入り、8日に復帰したばかりだった。