広島の床田寛樹投手が11日、マツダスタジアムで12日の本拠・ヤクルト戦の先発に向けて調整した。チームは4連敗中で、自身も6月11日の西武戦(ベルーナD)の白星を最後に3戦白星なし。約1か月ぶりの8勝目に向けて「もちろん(連敗を)止めたい。僕も負けている。何とか勝てるように。目の前の一つ一つ、勝っていければ」と意気込んだ。
6月4日の本拠・日本ハム戦以来の屋外登板。“秘密兵器”としてマグネシウムを取り入れることを明かした。マグネシウム不足は筋けいれんなどを引き起こす。「今日、大瀬良さんに教えてもらった。マグネシウムのスプレーを(左前腕と左ふくらはぎに)ふったら、あまりつらないらしい。明日やってみようかなと思う」と、明かした。
チームは9日に今季マツダで無敗だった巨人に敗れ、33日ぶりに首位から陥落。ノーゲームとなった10日には5月7日以来のBクラスとなる4位まで転落した。チーム最多7勝左腕が、万全の暑さ対策で悪い流れを断ち切ってみせる。