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なでしこMF宮沢ひなた「得点王を取りたいとか焦らずに楽しむ」千葉合宿が終了、13日にガーナ戦

スポーツ報知 2024年7月11日 13時56分

 パリ五輪に出場するサッカー女子代表「なでしこジャパン」が11日、千葉市内で4日間の合宿を終えた。別メニュー調整した19歳MF谷川萌々子を除き、バックアップメンバー4人を含めた21人で体を動かした。

 10日のヴィアマテラス宮崎(なでしこリーグ1部)と練習試合(30分×3本)はMF林穂之香、FW浜野まいか、FW田中美南がそれぞれ1得点、MF藤野あおばが2得点を挙げ、5―0で快勝した。

 MF宮沢ひなたは1本目は左インサイドハーフ、2本目は左ウィングバックで計60分間プレー。昨年12月に右足首を骨折し、長期離脱から復帰して状態を徐々に上げている。「スピード感とか一瞬のところとか、走ってみないとわからないところではあった。オリンピックに間に合ってよかったなというか、体の走ってる感覚とか戻ってきた感覚は自分自身ある」とかみしめた。

 本大会の壮行試合となるガーナ戦に向けて「自分のコンディションが戻ってきたなっていう感覚を取り戻しながら、本当チームとして勝つのが一番だと思うので、結果を求めつつ、チームとしてももう一段階積み上げられるように、そういうゲームにしたい」。

 昨年のW杯で得点王(5得点)に輝いた。パリ五輪では周囲から「W杯得点王」として見られ、厳しいマークが予想される。「得点はほしいですけど、何点とか得点王になりたいとか、焦りすぎて自分のプレーができなくなる方が嫌なので、本当に楽しんで、それが結果として自分のゴールだったりとかチームの勝利につながればいい」と力を込めた。

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