イングランド・プレミアリーグのマンチェスターU所属、イングランド代表MFメイソン・グリーンウッド(22)がリーグ・アン(フランス1部)のマルセイユに移籍することが決定的になった。
英高級紙「ザ・ガーディアン」が掲載した記事によると、マンチェスターUがマルセイユの提示した移籍金2670万ポンド(約56億6040万円)に合意。22歳MFの売却を決断したという。
グリーンウッドは7歳でマンチェスターUのアカデミーに所属し、2019年に17歳でトップチームに昇格。同年3月6日にパリSGとの欧州CL戦で、17歳と156日の若さでデビュー。将来を嘱望される逸材として注目され、イングランド代表にも2020年8月に初招集されて18歳でA代表デビューも果たした。
しかし2022年1月29日に恋人だった女性がグリーンウッドに暴行されたとして、その証拠となる音声や写真をインスタグラムに投稿。同日暴行容疑で逮捕されると、翌2023年2月2日に起訴が取り消されて、同年の9月1日にヘタフェCFにレンタル移籍するまで実質謹慎の日々が続いた。
今季はスペイン1部で33試合に出場して8ゴール6アシストの好成績を残すと、マンチェスターU復帰を含めその去就が注目されたが、最終的にクラブ側はマルセイユへの売却を選択した形になったようだ。