日本ハムの新庄剛志監督が、2軍で好調の野村佑希内野手を12日からの首位ソフトバンク3連戦(エスコン)で、1軍に昇格させることを明かした。
野村は今季、1軍で33試合に出場し打率2割1分7厘、1本塁打、3打点と結果が出せず、6月19日に登録を抹消されていた。
しかし2軍では32試合に出場し打率3割7分6厘、10本塁打、39打点。10日のロッテ戦(ロッテ浦和)でも、一発を含む2安打4打点をマークしていた。
野村について聞かれた新庄監督は「上げます。素晴らしいですよ。ただ、風なのか。俺球場(ロッテ浦和)に行ったことないから、ちょっとレフトフライかなってやつが入ったりして。でも結果的にホームランという結果を出しているから、それは呼ばないわけにはいかないし、期待もしている」と説明した。
その上で、清宮、郡司らとの競争になる状況も踏まえ「清宮君が上がってきて、郡司君もいい活躍して、野村君。野村君は代打の選手ではないんで、1試合使って成績を残す。いや、1試合じゃないな。これは、ちょっとピッチャーによって、ちょっと考えます」と起用法に頭を巡らせていた。