日本ハムの新庄剛志監督が、「右足関節外側じん帯損傷」で離脱中の水野が、ファン投票で選出されている球宴に出場することを熱望した。水野は６月２１日の楽天戦（エスコン）の走塁中に右足を痛め、ゲーム復帰まで４～６週間の診断を受けている。
指揮官は「（出場を）目指しますよ。もちろん。だってオールスター出ないと、１０試合（出場できない）。参加にはして欲しいから。走れなくても、上げようかなというぐらい（苦笑）。まあでも、大丈夫かなと思います」と話した。
ただ実際には、このまま水野が球宴まで登録されなかった場合、１０試合以上欠場しているため後半戦初戦からプレーは可能だ。
野球協約の８６条には「オールスター試合に選抜された選手が、オールスター試合出場を辞退したとき、その選手の出場選手登録は自動的に抹消され、所属球団のオールスター試合終了直後の年度連盟選手権試合が１０試合を終了する翌日まで、再び出場選手登録を申請することはできない」とされているが、「故障により、年度連盟選手権試合の出場登録をオールスター直前の試合まで抹消され、オールスター出場を辞退した場合、その抹消期間中の試合数を上記１０試合から差し引くものとする」とただし書きされている。