巨人は１１日、新外国人として前ロッキーズ３Ａアルバカーキのココ・モンテス内野手（２７）の獲得を正式発表した。背番号は３９。
球団を通して「読売ジャイアンツという伝統ある名門球団の一員になれることを大変光栄に思います。全力を尽くしてチームの勝利に貢献し、皆さんと最高の夢を分かち合えることを願っています。ファンの皆さんのエネルギッシュな応援を間近で経験できること、また日本の素晴らしい文化や食に触れることも楽しみにしています。最高のシーズンを送りましょう」とコメントした。
モンテスは強肩で二遊間をメインに内野をどこでも守れる強打の右打者。今季は３Ａパシフィックコーストリーグで６４試合、打率トップの３割３分５厘、９本塁打、４９打点と好成績を残していたが、現地６月２５日に自由契約となっていた。
巨人は５月途中に入団したヘルナンデスが打線の救世主になり３番・中堅に定着。１番から丸、吉川、ヘルナンデス、岡本和、大城卓の上位打線が固定されてチーム状態が上がった。
オドーアが開幕前に退団したとはいえ、巨人のシーズン途中の外国人野手２人獲得は１５年のフランシスコ、カステヤーノス以来９年ぶり２度目。球団創設９０周年で優勝へ本気度の表れだ。
「エリ」の愛称で親しまれているヘルナンデスとモンテスの助っ人コンビの愛称は「ヘルモンテス」、「エリモンテス」、「ココナンデス」、「ヘルココ」、「エリココ」、「ココヘル」、「ココエリ」、「ヘル＆ココ」、「エリ＆ココ」、「ココ＆ヘル」、「ココ＆エリ」などが考えられる。
どんな愛称がジャイアンツファンの間で定着するにしろ、両選手の途中加入で大きく戦力アップした。